【ポケモン剣盾】S11の水地面統一【マスボ級達成】
Ⅰ はじめに
はじめまして!ぬまうおらぐという名前でTwitterをやっているものです。
今回は、シリーズ6ルールのシーズン11にてマスターボール級を達成した水地面統一を紹介いたします。
長い記事になりますが最後までお付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
Ⅱ 構築の経緯
S1との違い
以前S1で同じ縛りをマスボ級で遊んでいたので、その時との違いについて記述。
S1についてや七世代との違いは過去記事を参照ください。
前回記事を書いたS1との違いは大きく2つある。それは、
②使用率TOP10の出禁
である。
①追加ポケモンについては
がかなり向かい風。
②の出禁については
の禁止がかなり追い風。
その一方、出禁の影響による
の増加がかなり厳しいといった印象。
軸となる考え方
以上の環境下で、物理型のを通していくということを軸に構築を考えた。
S1ではが多かったので特殊で使っていたが、特殊では環境トップのにほとんどダメージを与えられない。
で竜の舞をしてダイサンダーを撃つというのも考えたが、元技がスパークのため火力が足りず撃ち負けてしまう。
そこでにをもたせ上からダイアースを積むことでのダイソウゲンを耐え、グラスフィールドになるのを利用してDMを物理ダイソウゲンで飛ばすというムーブを思い付き、この物理を軸にすることを決めた。
またのおかげでDが高いので、ダイナックルでと撃ちあえる点も軸として優秀であると考えた。
その上で重い
といった中速~高速の草技持ちは
のカウンターミラコで倒す。
といった低速高耐久草タイプには
の地割れで運ゲー突破。
詰め筋として、
受けサイクルに対してTOD を仕掛けられる駒としてを採用した。
Ⅲ パーティ紹介
順番は選出率(体感)
ガマゲロゲ@とつげきチョッキ
特性:すいすい
いじっぱり AS252,H4
パーティのエースで基本的にDMする枠。
ほぼ絶対選出で、よっぽど刺さってない場合を除いて選出する。
ダイストリームを撃って雨にしてしまえば、環境のほとんどのポケモンを抜け、上から雨下一致ダイストリームを撃ち込める。
先述の通り、に強くするための物理+チョッキでの採用。
アクブレは滝登りとの選択だが、こちらのDMが終わった後に相手のDMポケモンを雨下で上から一発殴ることが多いので、怯みではなくBダウンが狙えるアクブレを採用。
じしんは一致高火力技。ダイアースにして撃てば、DMが切れた後でもほとんどの特殊アタッカーと撃ちあえる。
パワーウィップはへの打点。
ドレインパンチはへの打点であると同時に、雨と合わせてダイナックルを積めば、かなり強力な物理エースになる。
トリトドン@きあいのタスキ
特性:よびみず
臆病 HS252,C4
圧倒的信頼感のタスキ反射型
こいつも基本的に選出し、苦手なポケモンを一体持っていく。
相手がDMを切って殴ってきても、HP実数値がかなりあるため多くのポケモンを突破でき、爆アドを稼げる。
加えて後ろから最速トリトドンより遅いポケモンが出てきた場合、あくびをいれて退場できる。
れいとうビームは全体として重い竜への打点。
このポケモンででは勝てないポケモンをどのように突破するかが、このパーティの鍵である。
タイプの偏り的にステロが飛んでこないのでタスキは非常に使いやすい
ナマズン@食べ残し
特性:きけんよち
図太い H60 ,B252,C4,D180,S12
(H16n+1、Bぶっぱ、S無振り60族抜き抜き、残りD、端数C)
じわれ、ねっとう、ねむる、ねごと
を地割れで殺す枠。必要悪。
相手のとが対面することを私は「出し勝ち」と言っていた。
使い方は単純明快。
じわれを押す、それだけ。
たまに草の攻撃技を持ってないもいるので、そいつらにはねむねご地割れで余裕で勝てる。
熱湯もあるので普通に物理受けとしても優秀。
特性の危険予知は相手が効果抜群や一撃必殺の技を持っていると身震いするというもの。
相手の草技の有無がわかるのでその後の展開を考えやすくなる。
ヌオー@オボンの実
特性:ちょすい
慎重 HD252 ,B4
たくわえる、自己再生、どくどく、れいとうパンチ
相手を詰ませる枠。
特性を天然でなく貯水にしたのは
・の流星群のC↓↓が無効にならない
・水の水流連打無効=確定急所関係なく積んでいける
という利点に気が付いたため。
なお、スーパーボール級までは天然で使っており、ハイパーボール級で活躍の機会なく二連勝で、そのままマスターボール級へと上がってしまったので、この変更が活きた場面はなかった。
しかしパーティで重い水に対して詰ませていけるのは、非常に使いやすいと考える。
ドジョッチ@こだわりスカーフ
特性:きけんよち
ようきAS252,D4
じわれ、がんせきふうじ、スパーク、じならし
わんちゃんをつかむ枠。
入りの相手には先発で出していき、岩石封じでよりも遅くし、ダイストリームでぶっ飛ばす…予定だったが大体引かれてあられを再展開される。
スパークはもともとへの打点だったが、他に入れる技もないので麻痺狙いでそのまま採用。
やにも強めで、最悪先発読みを外してもじわれがあるので、運勝ちで連勝をつかみ取りランクを上げるという意味では非常に優秀な枠。
しかし種族値が低く、選出する=パーティパワーを下げることとなるので、に頼らざるを得ない状況以外ではあまり選出するべきでない。
ガマガル@しんかのきせき
特性:うるおいボディ
穏やか H196 、B60、D252
(H16n-1、Dぶっぱ、残りB)
ねっとう、どくどく、あまごい、ねむる
対受けループ
の地割れで一匹倒した後、とのねむるでTODする。
には強いがには互いに何もできないので、うまく立ち回って以外を一体倒した後、にTODを仕掛ける。
あまごいはうるおいボディ起動と後続ののサポート。
数値が足りないので基本選出しないが、特定の相手には一方的にハメ殺せる仕事人。
特性を貯水にしたうえで身代わりと大地の力を持たせればにも強くなるが、今回はをに持たせているためこの型にした。
Ⅳ 選出の仕方
相手のパーティの考え方
基本的に水地面タイプに打点を持たないポケモンは出てこない。
よって選出段階で切ってよい。
以下に上げる苦手・無理なポケモンは、相手が積極的に投げてくるポケモンであるので、相手のパーティにいる場合はそれらのポケモンを倒すルートを考えて選出を決める。
苦手なポケモン
・
速い草技、フリドラ持ち
返すかを先に展開する必要がある。
・
あまり殴ってこない高耐久草
上からで地割れを当てるか
で殴ってくるとお祈りして反射
無理なポケモン
・
要するにカウンター、ミラコが効かない草技持ち
のじわれを当てる
選出
基本選出
で暴れて
で対面突破
で詰める
対受けサイクル
でじわれ
でTOD
で受け以外のポケモンに対応
対サザンドラ入り
は欲しい
相手に合わせてor
対ナットレイ、モロバレル入り
は確定
相手に合わせてから選出
をうまくに合わせてじわれを当てよう
対Aキュウコン入り
の岩封から
正直かなりキツイ
対草霊タイプ入り(ジュナイパー等)
でじわれ
あきらめも肝心
その他、苦手なポケモン複数入り
でじわれ
あきらめよう
Ⅴ 最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
私が大好きなラグラージがいない環境下での水地面統一となりますが、水地面タイプは優秀なポケモンが多く、四倍弱点の一貫を抱えながらも何とかマスターボール級に到達することができました。
水地面タイプのポケモンはどのポケモンも魅力的なので、この挑戦を通して彼らのことがより一層好きになった反面、ラグラージもいればなあという気持ちもまた高まりました。
これを書いているのは冠の雪原が出る前なので、二日後の自分がどのような気持ちで新しい環境と向き合っているかわかりません。ですが、私はラグラージが好きであると同時に、やっぱりポケモンが好きだなとも改めて感じられた挑戦でした。
スーパーボール級7からずっと上がれずに何十戦もしてるときも、辛さの中に楽しさがあったような気がしています。
これからもランクマや種族統一で遊ぶ中でおもしろいパーティができたら紹介しようと思います。プレイヤー次第で無限に遊びが広がるのがポケモンというゲームの魅力の一つだと思うので、みなさんもぜひ色々な遊び方を楽しんでみてください。
最後になりますが、水地面統一での戦いの何戦かを動画にしてまとめています。
初実況でとても拙い動画ですが、興味があればご覧いただければ幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。