沼魚日記

ラグラージ大好き人間によるポケモンに関する雑記

【剣盾】ガマゲロゲの単体考察

 

ガマゲロゲ、かわいいですよね

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 今回はかわいいガマゲロゲを6体ほど育てたり、水地面統一で酷使愛用していた私が、そのうち使いやすかった型を紹介します!

実はガマゲロゲ、流行りの受けループにとっても強いのです!

 

はじめに:ガマゲロゲってどんなポケモン

 ガマゲロゲf:id:swampert09:20191208125622g:plain 水・地面タイプ

種族値: H105-A95-B75-C85-D75-S74(合計509)

 地味に高スペックです。高いHPとそこそこのその他能力が合わさって、型が多く作れるポケモン。特にS74というのが素晴らしい。環境に多いポケモンが60族付近に集中しているので多くの中速ポケモンに対して先に行動ができます。

・特性

すいすい:ダイマックスとの相性◎

どくしゅ:面白い特性ではあるが汎用性はない

貯水:水ロトムに強く出れる。身代わりと合わせれば熱湯1ウェポンのドヒドイデなどを詰ませることもできる

 

・覚える技

 物理:アクアブレイク/地震/飛び跳ねる/パワーウィップ/冷凍パンチetc...

 特殊:ドロポン/熱湯/大地の力/ヘドロウェーブ/草結び/気合玉etc...

 変化技:どくどく/ステロ/身代わりetc...

特筆すべきはパワーウィップとどくどくです

パワウィは水ロトムに対する打点として優秀

どくどくは多くのポケモンが没収されたので、使えるだけで評価されてもいいくらいの技ですね

 

以上を踏まえて、今回はすいすいアタッカー型と、毒みが型を紹介します

すいすい型 f:id:swampert09:20191208125622g:plain

持ち物:命の珠 f:id:swampert09:20191208133005p:plain

 

 ダイマックスで雨を降らせてすいすいを発動して殴るというシンプルなもの

実質メガラグ()

火力が絶妙に足りないので持ち物は命の珠

 

 1、物理型

意地っ張り

H183(20)-A161(252)-B96(4)-Cx-D96(4)-S123(228)

 Aぶっぱ

 S準速パルシェン抜き→雨下で殻破準速パルシェン抜き

 H奇数調整、残り振り分け

 

確定技:アクブレ/地震/パワーウイップ

選択技:とびはねる/冷凍パンチ/毒づき/ドレインパンチ

 

現環境において水技+地面+草技の範囲がかなり便利なので三つは確定

 

とびはねるはS上昇よりは受けに来る草タイプへの打点。

冷凍パンチはサザン、ドラパルトに強く出れるが火力が足りない

毒づきはフェアリーピンポ

ドレインパンチはバンギピンポだが倒せない

どうしてもパーティ単位でバンギが重いとき以外はドレインパンチはいらないと考える

 

初手からダイマックスというよりも、サイクルを回しながら相手をゲロゲの圏内に入れる動きが強い。おすすめの相方は受けサイクルを起点にできる挑発アーマーガア。

 

2、特殊型

ひかえめ

H183(20)-Ax-B96(4)-C150(252)-D96(4)-S123(228)

 調整意図は物理型に同じ

 

特殊型のメリットは相手が物理型だと勘違いして数値受けをしようとしたところを崩せる点。ダイマックス技は物理か特殊か、ダメージを見ないと判断できないためである

 

物理受けが多い環境なので特殊水+地面がかなり受けループにささる

実際、ゲロゲをアーマーガアで受けようとして二回目の雨下ダイストリームで飛ばされてくれる相手が多かったし、ドヒドイデで突っ張ってきて飛ばされてくれることも多かった

こちらも火力が絶妙に足りないので持ち物は命の珠

現環境ではこちらの特殊型の方が強いと感じた

 

確定技:ドロポン/大地の力

選択技:草結び/凍える風/ヘドロウェーブ/ハイパーボイス

 

技は一致高火力の二つが確定

 

草結びはダイマックス前提だが、「水を水で受けるパーティ」に対してとことん強くなるので一番オススメ

凍える風もダイマックス前提、水+氷の範囲が優秀だが天候が変わってしまうのが難点

れいとうビームは覚えない

ヘドロウェーブはフェアリーピンポ。ニンフィアで止まりやすいのでなしではない

ハイパーボイスは範囲+ダイアタックのS下降が強い

また身代わりで受けに来たサザンやエルフーンを貫通できる

 

 

 

毒みが型 f:id:swampert09:20191208125622g:plain

 鈍足高耐久ポケモンをハメ殺すために生まれてきたカエル。

サニーゴドヒドイデ、ヌオーあたりはこいつに何もできない

使うと基本サイクルを回すことになるのでステロもなかなかに強力

また壁貼りオーロンゲ+キッスみたいな構築にもターン稼ぎができるので悪くない。

オーロンゲの攻撃技がイカサマなら身代わりを残してキッスに対面→毒で削りつつダイマックス枯らすみたいな動きも可能

 

持ち物:たべのこし f:id:swampert09:20191208134258p:plain

穏やか

H205(196)-A90(個体値0)-B111(124)-C105(0)-D(190)-S94(0),or86(個体値14,15)

 ・みがわりがナイトヘッド耐え

 ・みがわりが一致イカサマを乱数上3つ以外耐え、残りD

素早さの個体値による調整意図については後述

 

確定技:どくどく/みがわり

選択技:熱湯/大地の力/ステロ/守る

 

コンセプトとして毒みがは確定

この二つで毒の通る鈍足高耐久ポケモンはハメ殺せる

 

熱湯はサイクル向け、交代際に物理に撃って火傷を引いたらラッキーみたいな使い方

大地はドヒドイデへの打点。これがなくても相手のドヒドイデの交代は誘発でき、身代わりを残して次のポケモンに毒を入れるという動きはできる。しかしラスイチで対面するとPP負けするので受けループを見るならぜひ欲しい

ステロもサイクル戦向け

まもるはたべのこしのターン稼ぎ、優先度低め

 

S個体値について

アーマーガアをどう見るかによって変わる

無振りアーマーガアのS実数値は87、よってゲロゲのSを86(個体値14,15)まで下げることにより

熱湯火傷→羽休めのタイミングで後攻大地の力

というムーブをとり、その後大地の力を連打すれば相手は羽休めを押せないので、ガマゲロゲでアーマーガアまで見ることが可能になる

 

また、S実数値86の下には

・実数値85:無振りブラッキー

・実数値84:無振りマホイップ

などの役割対象がおり、S86はそれらをギリギリ抜ける絶妙なラインである

 

しかし

・アーマーガアをゲロゲでみる必要はない

・マホイップがアーマーガア抜きまで振っている個体もおり、ギガドレインを持っていたら終わる

といった点、特に後者(Sを下げなければ初手身代わりで様子見ができる)より、わざわざSを下げるメリットもないといった印象であった

 

よってよっぽどアーマーガアが重たくない限りはS個体値Vでいいと考える

 

まとめ

以上からわかる通り、ガマゲロゲは鈍足高耐久系のサイクルにめっぽう強いのが特徴です

ダイマックス前提で、サイクル系以外に対する抜き性能も高いすいすい型

ダイマックスを切らずに、サイクル系をハメられる毒みが型

どちらも受けループ対策として非常に優秀なので、受けループに困っている人はぜひ使ってみてください!